QC-10を入手しました。色々遊ぶためにはFDDエミュレータにしておいて損はありません。
今回、FlashFloppyを使ったのは、HxCのhfe形式では実機でエラーがでる為です。hfe形式への変換の際に、細かく設定できる方法があるのかもしれませんが、少なくともHxCFloppyEmulatorを使って、単純にExportボタンを押しただけでは生成したhfe形式ファイルは実機ではディスクエラーになります。
Flashfloppyの設定
QC-10のFDDはEPSONのSD-321です。ピンアサインが見つかりませんでしたが、同じドライブしようした外付けFDDであるTF20のテクニカルマニュアルにピンアサインが載っていました。知りたいのは以下の二つです。
pin 2 --> N.C.
pin 34 --> \RDY
以上から、典型的なJapanease PCであることが分かります。
FlashFloppyのFF.CFGはこの情報があれば書けます。
それ以外はデフォルトで問題ありません。
もっともハマったポイントは、GOTEKのジャンパピンの設定です。
JCとS0をジャンパします。これ重要です。
QC-10の多くのディスク、例えばCP/Mなどは最初の2トラック(0,1)の両サイドが256バイト/セクタで16セクタ/トラックであり、それ以後は512バイト/セクタ、10セクタ/トラックになっています。よってディスク1枚は、2*2*256*16 + 2*2*512*10 = 405504バイトになります。また、Skewは4になっています。
従って、FlashfloppyのIMG.CFGは以下のようになります。
最初の1行はなにかというと識別子です。Flashfloppyでは名前を付けない場合、ディスクの総バイト数で識別します。