tunozemichanの日記 / tunozemichan's diary

SORD社のコンピューターM68やM68MXの解析についての備忘録です。This blog is a memorandum about the analysis of SORD's computers M68 and M68MX.

SORD M23用アプリケーションのサルベージに一部成功しました。

 

ebayで、SORD M23の本体とソフトが出品されており、落札しました。本体は問題ないのですが、ソフトの方はカビていてサルベージは無理かもと思っていました。

 

今日、意を決して、M23のドライブをDOS/Vマシンに接続して吸い出しを試みました。

結果、ワープロだけはサルベージできましたが、他のPIPSIIIやBASICはダメでした。PIPSIIIが欲しかったので非常に残念です。

 

イメージ化作業機器構成

 

以下の構成とイメージ化ソフトを用いました。

 

ドライブ:TEAC FD-50C-11-U (ディップスイッチをドライブ2に設定)

DOS/Vマシン:富士通 FMV-DESK POWER SE

BIOSの設定:Bドライブを360kB 5.25インチドライブに設定

イメージ化ソフト:ImageDisk(IMD.COM) ver 1.18

IMD.COMの設定:Cylinders80、SIdes0、Double Step None、その他デフォルト

 

IMDを使ったのは、DITTやTELEDISKでは48tpiディスクとして認識されてしまい、全80トラックを読み出せなかった為です(M23のディスクは海外で言うところの1QDディスクです)。

TELEDISKについては設定方法がよくわからなかったので、もしかしたらIMDと同じように読み込み条件を設定できるのかも知れません。

また、KryoFluxにも接続してみましたが、最初のコマンド「dtc -c2」の時点で認識されませんでした。

 

以下がイメージ化に成功した、使い方がよくわからないWordProcessorの画面です。

WordProcessorのキャプチャ画面