FDD上にUniversal Monitor(機能限定版)を置くことができたので、実機で動作の確認を行うことができるようになりました。
これにより、FDCの各レジスタアドレス、Z80DMAのI/Oアドレスが判明しました。
FDCの各レジスタはやはり並んでいました。
FDCコマンド/ステータスレジスタ:0xc8
FDCトラックレジスタ:0xc9
FDCセクタレジスタ:0xca
FDCデータレジスタ:0xcb
Z80DMAのI/Oアドレス:0xcc
FDCの正常動作に必要なI/Oアドレス:0xcd
やはり実機で試せるのは大躍進の必須要素です。当初、0xcdの存在を考慮せずに、コマンドを送っていたのですが全てNot Readyが返ってきて、頭を抱えていました。よくわからないまま、BOOT ROMのコードを真似て、0xcdに0x44を入れてみたところ、Not Readyが消えて、問題なく動作するようになりました。0xcdにはこのほか0x4なども入れられていますが、FDDに関する何かということ以外は、現在不明です。
ともあれ、これでCP/Mの起動に近づきました。